【2020年】初心者におすすめのテント(ソロキャンパー用5点)

どうも、Y$(ワイドル)です。

僕はキャンプを2年前ぐらいから始めていまして、

福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、山口と、福岡を中心に色々なキャンプ場を巡りました。

いずれ、行ったことのあるキャンプ場について紹介しようと思います。

行くときはソロでだったり、友達と行くこともあったりで、大体半々ですね。

ただ、友達といった時も基本的にはテントは別々なので、ソロキャンプ用のテントをそのまま使っています。

始めた当初は車が無かった為、自転車でキャンプ場まで行っていて…

それは、もう、ほんときつかったです(^_^;)

その経験があったからこそと言いますか、重さや持ち運びのしやすさ(いかにコンパクトになるか)

等を特に重視するようになりました。

たまに暴走した買い物をしていることもありますが、今回ちゃんとおすすめできる商品を紹介します。

※私が使っているテント(3つ)も別の機会に紹介したいと思います。

ソロキャンプ用テントの紹介…の前に

紹介する前にお伝えしておきますが、私が紹介するのは全てダブルウォール型のものになります

シングルウォールとダブルウォールの違いについて、ざっくりいうとフライシートが有るか無いかです。

フライシートが有ることで、テント内への結露を防ぐことができます。

泊りに行かない(デイキャンプ)場合やフライシート分も軽くしたいという思いが無い限りは

ダブルウォール型のテントで良いと思います。

その他載せる項目で分かりにくいと思う項目について、以下記載します。

※メーカーによって表記がバラバラなので、参考程度に見てもらえればと思います。


重量

 収納した状態の重量です。3kgちょっと超えるぐらいまでが個人的には良いと思っています。

 3kgを大きく超えるようだと、ソロでは重いと思います。

前室

 インナーテントとフライテントの間のスペースです。

 調理器具類だったり、靴だったり、テントの中には置きたくないけど離れたところには

 出しておきたくないものを置くといいと思います。

耐水性

 500mmで小雨1000mmで普通の雨1500mmで強い雨に耐えられると考えてください。

生地

 ・ポリエステル
  安価。吸湿性が低いため乾きが早い火に弱い

 ・ナイロン
  ポリエステルと比べて高価非常に軽く柔軟性のある素材。火に強い

 ・コットン
  通気性が良く、結露に強い雨に弱く、ちゃんと乾燥させないとカビが発生しやすい。
  火に多少強い

 

 ・糸の太さを表す「デニール」(D)
  数字が大きいほど太い糸ということで、太い方が厚い生地になり耐久性が増すが、重量とカサが増える
  ※正確に言えば、1デニールは、9000mで糸の質量が1gということ。
   100デニールは、9000mで糸の質量が100g

 ・糸の織り方「タフタ」(T)
  1平方インチ内に何本糸があるかをしてしており、数字が大きいほど密度が高くなる。
  ※キャンプ用品に使われるTはデシテックス(デニールと同じく糸の強度)では無いので、注意。

 ・糸の織り方「オックスフォード」
  縦と横に糸を2本ずつ交互に交差させた平織りで、タフタに比べて引き裂き強度や耐久性が高い。
  

 ・「タフタ」「デニール」について
  基本的には比べられないが、厚さの比較としては190T = 70Dが同じ程度となる。

ポール

 ・アルミ
  軽くて弾力性がある。基本的にはこれが多い。

 ・グラスファイバー
  アルミより安価だが、アルミと比べて重く強度もあまりない

 ・アルミに存在する謎の数字
  アルミ合金の種類を示す番号で、どんな元素を添加したかによって番号が変わる。
  7000番台は主に亜鉛とマグネシウムを添加して作られたアルミ合金で、
  非常に引っ張りや折り曲げに対して強い

グランドシート

 テントと地面の間に敷くシートで、テントの底に傷がつくのを防いだり浸水するのを防いでくれる。
 グランドシートがテントより大きいと雨水がたまってしまう為、テントボトムより10cm前後小さい
 グランドシートがおすすめ。


つらつらと書きましたが、極端に安い商品は、

 ・耐水性が低い(そもそも書いてないこともある)

 ・生地がコットンだったり、DやTで表示される数値が極端に低い

  素材と使っている場所によりけりなので、一概には言えませんが、ざっくり僕が見ている基準としては

  以下になります。

ポリエステルナイロン
フライシート170T以上あれば大丈夫20D以上あれば大丈夫
インナーテント170T以上あれば大丈夫20D以上あれば大丈夫
フロア210T以上は欲しい出来れば40D以上は欲しい

 ・ポールがグラスファイバー

などの特徴を持っている事があります。

上記内容を理解した上で購入する場合は問題ないと思います。

なお高額の商品(モンベルやスノーピーク等)は間違いない商品だと思うので、これも私は紹介しません。

大体1万円~2万円以内で購入できる商品について紹介します。

ソロキャンプ用テント紹介(全5点)

soomloom社製 景山

出典:Soomloom
重量1900g
サイズ275×150×115 cm(外層)210×125×105 cm(内層)
前室あり
収納サイズ12(直径)×40cm
耐水圧2000mm
生地210Tポリエステル
ポール直径8.5㎜(外径) A7001アルミ合金
グランドシート付属(210Tポリエステル)、210×125 cm

soomloom社の「景山」というテントです。

重量1900g前室もある収納がコンパクトグランドシートもついている

特にいうことは無いですね。

強いて言えば、ポリエステルなので火に弱いこととグランドシートの耐水圧が2000mmでサイズが

インナーテントと同じことぐらいですね。

グランドシートは正直よほど雨が強い日じゃない限り大丈夫だと思います。

esnbia社製 4シーズン2人用キャンピングテント

出典:esnbia
重量3050g
サイズ約220×160×110 cm
前室なし
収納サイズ16×16×55cm
耐水圧4000mm
生地210Tポリエステル(フライシート)
150Dポリエステル+高密度B3ナイロンメッシュ(インナーテント)
ポール7001航空アルミ
グランドシートなし

esnbia社の「4シーズン2人用キャンピングテント」というテントです……名前じゃ無いですね(;^_^A

重さが3050gと少し重いですが、耐水圧が4000mmを超えていることと、何といっても

フライシートにスノースカートが付いていることで、雪が降っていても使えるというのは良いと思います。

出典:esnbia

オールシーズン使いたくて、安いテントとなるとこれで良いと思います。

テントとグランドシート(150×220cm)のリンク載せます。

※グランドシートのサイズはスノースカート付きなので、150×210でなくても大丈夫です。

 純正は売り切れていました…

GEERTOP社製 BackpackingTENT

出典:GEERTOP
重量3000g
サイズ210×260×115 cm(外層)210×140×115 cm(内層)
前室あり
収納サイズ16×16×46cm
耐水圧3000mm(フライシート)5000mm(フロア)
生地210Tチェック柄ポリエステル、シームテープ加工(フライシート)
210T通気性ポリエステル+高密度微細ナイロンメッシュ(インナーテント)
ポールアルミニウム
グランドシート  なし

GEERTOP社の「BackpackingTENT」です。

ただ、Amazonでは「2人用 スカート付き 」としか記載が無かった為、正式名称では無いかもしれません。

先ほどのesnbia社のテントと同じく4シーズン対応モデルとなっています。

比較する箇所としては、サイズ、前室があるか無いか、収納サイズ、耐水圧の違いぐらいですね。

商品名サイズ前室収納サイズ耐水圧
4シーズン2人用キャンピングテント約220×160×110 cmなし16×16×554000mm
BackpackingTENT210×140×115 cmあり16×16×463000mm(フライ)
5000mm(フロア)

この2つの商品については、それぞれに良いところがあるので、どちらが良いということは無いのですが、

強いて言うのであれば、雪に強いのは「4シーズン2人用キャンピングテント」、

持ち運びが便利なのは「BackpackingTENT」というところでしょうか。

あとは色の好みですかね(-_-;)

テントとグランドシート(Amazonでは売り切れでした)を載せます。


Naturehike社製 Hiby3

出典:Naturehike
重量3150g
サイズ310×163×120 cm(外層)200×160×120 cm(内層)
前室あり
収納サイズ17(直径)×54cm
耐水圧3000mm
生地20Dシリカゲルナイロン(フライシート)
20Dナイロン+高密度B3ナイロンガーゼ(インナーテント)
70Dナイロン(テントフロア)
ポール7001航空アルミ
グランドシート付属(150Dオックスフォード布

Naturehike社の「Hiby3」というテントです。

重量が3kg超えてはいるのですが、前室が広かったり、耐水性が3000mmだったり、生地がナイロンなので

火に強かったりと、中々いい商品だと思います。

さらにグランドシートが付いていて、150Dオックスフォード布……オックスフォード布?

以下サイトにオックスフォード布について記載がありましたが、正直正しいか分かりません…

オックスフォード布とナイロンの2つの素材の違いは何ですか?

おそらく非常に強い素材なのでしょう。また、150Dというのは、用語説明のところで

「おおよそ190T = 70D」という風に書いていましたが、その考えで行くとかなり頑丈なものになります。

反対にフライシートとインナーテントが20Dなので、生地が薄いですね。

※テントフロアはインナーテントの床のことです。

生地が薄いとはいえそんなに簡単に破れたりはしないです。(僕が使っているソロテントも20Dです。)

総合的に良い商品だと思います。

Naturehike社製 CloudUp2

出典:Naturehike
重量1730g
サイズ270×130×105 cm(外層)210×125×100 cm(内層)
前室あり
収納サイズ13×13×40cm
耐水圧4000mm
生地20Dシリカゲルナイロン(フライシート)
高密度B3ナイロンガーゼ(インナーテント)
→他のサイトを見ると、B3ポリメッシュと書かれてました
20Dナイロン(アンダーテント)
ポール7001航空アルミ合金
グランドシート付属(150Dオックスフォード布(耐水圧 3000mm))

Naturehike社の「CloudUp2」というテントです。

またもやNaturehike社です。色が凄く良いと思うんですけど、どうでしょうか?

先ほどの「Hiby3」と比べると、1730gなのでかなり重量が減っていることが分かると思います。

「Hiby3」ほど前室は必要無いとか、高さも120cmは必要無いという方はこちらの方が良いと思います。

インナーテントの生地からナイロンが無くなり、高密度B3ナイロンガーゼ…また分からない単語が(´・ω・`)

よく見たら「Hiby3」の時にもありましたね。

とりあえず別のサイトでポリメッシュと書かれていたので、20Dナイロンと同じぐらいの厚さのポリエステル

と考えて良いと思います。

あと、アンダーテント(インナーの下の部分)が20Dなので、少し耐久性が弱いです。

下が砂利だったり小岩が多いような場所では使わない方が良いでしょうね。

一回り小さくなった「CloudUp 1」も合わせてリンクを貼りますので、良ければどうぞ。

※素材や機能、テントの高さは一緒です。

最後に

僕が今回挙げた商品は、あくまで個人的な観点で選んでいます。

ただ、選ぶポイントは説明したつもりではあります(重量、素材、用途など)ので、

今回挙げた商品の中でピンと来るものが無かったとしても、

ご自身で探すときの助けになっていればと思います。

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